【投資記録2020年12月第2週】1,207万円(前週比)+31万円
株式投資のリアル公開
株式に投資をすると当然価値が上下します。
この記事の目的は、
そんな資産の増減について、
- 実際はどうなの?
- どれくらい変動するの?
など、実際に投資をやってみないと分からないリアルな変動を公開し、
- これから投資しようとしている人
- まだ投資し始めて間もない人
を対象に、株式投資のリアルを体感してもらうことです。
株式投資とは、まさにジェットコースターのようなアトラクション。
たかだか1週間の増減で一喜一憂するな
とは株式投資の鉄則であり、よく言われることです。
確かに、一喜一憂して株式投資を辞めてしまっては、意味がありません。
大事なことは、
長期的な資産の増加を期待して、株式投資を続けること
長期的には資産の増加が期待できる株式(あるいは米国株)であっても、短期的に必ず儲かるわけではありません。
資産の増加と減少を繰り返しながら、結果的に長期で見れば増加していた、というのが実情になります。
長期的に見れば資産は増加する、と期待したうえで、短期的な資産の増減に対して一喜一憂して楽しむ
これこそが、「株式投資の楽しみ方」、ではないでしょうか。
では早速、今週の資産を確認してみましょう。
投資成績
2020年12月12日時点での投資状況は、下記の通りになりました。
またまた最高額へ(ただし、入金を含む)
ポートフォリオの総資産は、1,207万円(先週比)+31万円となり、
ついに1,200万円を突破し、過去最高額を更新していきました。
ただし、今週はすべてが入金によるものですね。
実質の株式分では下落しています。
損益率は、24.7%(先週比)-1.0%となり、
少し低下しました。
今までが絶好調でしたからね、一休みです。
こういう時は現金を蓄えて資金確保です。
また、現金比率は、21.4%(先週比)+2.0%となりました。
これは完全に入金によるものです。
直近3か月推移
続いて、直近3か月のリスク資産評価額および損益率の推移です。
2020年9月末頃は1,000万円程度だったことを考えれば、
順調に成長していることが確認できます。
今週の取引内容
SBI証券にて、つみたてNISAによる投資信託の積立がありました。(33,000円/月)
2020年も無事に持ち枠を使って積立を完走できました。
・・・忘れてるだけなんですけどね。
でも、設定したことを忘れていても、勝手に積立投資をしてくれて、かつ、非課税であるNISA制度(一般NISA、つみたてNISA)は神です。
来年もこのまま忘れたままで、完走したいと思います。
つみたてNISAの設定状況は下記のとおりです。
・楽天全世界株式インデックス 16,500円/月
・楽天全米株式インデックス 16,500円/月
今後の投資計画
現在の現金比率は21.4%(先週比)+2.0%です。
ポートフォリオの構成比率20%の前後をウロウロしていますが、
しばらく市場を窺うことにしたいと思います。
次の機会を窺いつつ、余剰資金を蓄えておきます。
その間に、下記をちょくちょく実行しておきます。
・ドル転(為替を睨みながら)
・資金確保(今は現金比率の上げ時)
NISAの普及率が残念過ぎる
今週は、株式の損益は低下しましたが、入金パワーが発揮され、
リスク資産額としては初めて1,200万円を突破しました。
結構エグイ金額になってきたね。
千里の道も一歩から。
何もしないより100倍マシなので、これからも貯蓄と投資を継続あるのみです。
さて、今年のつみたてNISA分の投資も終わりました。
3年目?だと思いますが、この3年間で一度も設定を弄っていません。
なんなら弄り方が分かりません。
完全に忘れてしまっていますが、確実に損益を出してくれています。
投資を始めてする場合には外せない制度ですし、
一度設定したら後は基本放置で全てOKです。
まさに、「誰でも」「オトクに」投資できる素晴らしい制度です。
このような制度があるにも関わらず、投資ができない、やり方が分からない等嘆くのは、あまりにも不勉強すぎます。
NISA口座数(一般+つみたて)は1,445万口座らしいです。
参考)金融庁:NSIA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2020年6月末時点)
日本の人口は、1億2585万(2020年6月1日時点)ですから、
約11%(=9人に1人)の人が口座を持っている計算になります。
・・・え、少なすぎる。
実際の投資人口は、NISA口座を持たずに証券口座を保有して投資する方や、投資資金が莫大な場合はNISA口座枠ごとき極微小なので作らない方もいらっしゃるでしょうから、もう少し多いとは思います。
ただし、金融庁の例のレポートの件などで、お金に対する関心が上がり、テレビCMでも見かけるような気がしていましたが、
それでもこんなに低いのですね。驚きました。
金融庁の目標口座数があるのかは知りませんが、
誰でも簡単にお得に投資ができるスペシャル口座(つみたてNISAは高コスト投信の排除機能付き)を制度で用意したとしても、
約11%の国民しか使ってくれないなんて、私なら呆れちゃいますね。
それでいて、お金のレポート出したら怒られますからね。
あまりにも理不尽ですよね。
金融庁からすれば、制度作ってやれることはやってるよ、と言いたいでしょうね。
投資をするしないは自己責任なのは確かにそうなのですが、
資産形成をしないのも自己責任ですよ。
たとえ、投資をしていなくても資産形成していれば良いんですけど、
年金で何とかしてもらおうなんて、甘えすぎです。
これは年齢別に傾向がそこまで大きくあるわけではないと思います。
今回、NISA口座の普及率を確認してみて、日本の難しさを感じました。
政治家・役所に対して非難・批判することは簡単ですが、
国民側は出来ることを出来ているのでしょうか。
お金の問題に対して、金融庁は問題提起(例のレポート)と具体的解決策(NISA等)を示してくれています。
これに応える国民が、9人に1人しかいないのが日本の現状です。
この状況下で、お金の問題について金融庁に文句を言えた口ではないでしょう。
出来ることをやってる人だけが文句を言う権利があります。