米国株投資で資産1億円奮闘記

20代から米国株投資、節約、健康維持で経済的自由を目指すブログ。資産1,100万円を突破!(2019/12)

【まだ投資してないの?】株式投資には人生を変える可能性がある

投資には、人生を変える力がある

挑発的なタイトルですが、私は本当にそう思っています。

もちろん悪い意味(破産とか)ではなく、良い意味(お金に不自由しない等)で人生を変える可能性を持っています。

この記事では、株式投資できることを”投資スキル”と定義して、この投資スキルが人生を変える可能性を持っていることを示したいと思います。

投資スキルは令和時代に必須のスキル

”投資”と一言に言ってしまうと、ギャンブルのような、

「生」か「死」か

「大勝ち」か「破産」か

といったイメージをされる場合も多くあり、危ない印象を持たれることも多いと思います。

このイメージは、例えばリーマンショックのような○○ショックの際に、株価の推移を見ながら頭を抱える投資家のイメージが植え付けられてしまっているからだと思います。

確かに、短期間で見れば、株式はギャンブルで損する可能性が大いにある「怖い」ものかもしれません。

しかし、株式投資は、長期的な視点で見れば年率3~5%は成長が見込めるものであり、ギャンブルのような”ゼロサムゲーム”ではなく、”プラスサムゲーム”と言われます。

ゼロサムゲーム:参加者全員の勝ち分と負け分の総和が0になること。つまり、儲かる人がいれば、同じだけ損する人がいる。

プラスサムゲーム:参加者全員の勝ち分と負け分の総和が+になること。つまり、勝ち分の方が多い。

この特徴もあるように、株式投資はギャンブルや投機とは性質の違うものであり、経済成長に大きな期待のできない令和時代において、資産形成のためには必須の事項と言えます。

投資スキルの価値をシミュレーションしてみる 

実際に、この投資スキルにはいくらの価値があるのか、検証してみたいと思います。

検証方法は簡単なシミュレーションで、下記の条件で考えます。

A:貯金のみ、B:投資あり

年間入金額:600,000円(50,000円/月)

初期資金額:0円

運用期間:30年

年率リターン(株式):3%

年率リターン(貯金):0.1%

ただし、年率リターンは前年の保有資産額に対して掛けるものとする。

年率リターンを前年の資産額に適用することで、当年の入金額に対して運用をしていない設定になるので、投資あり(B)にとって不利側の条件になります。

ちなみに、貯金のリターンを0.1%に設定しましたが、これは楽天証券楽天銀行のマネーブリッジ設定をすることで、容易に獲得可能です。

さて、30年後の運用結果はどうなるでしょうか。結果が下記のとおりです。

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【投資スキル】貯金と投資

結果の概要は下記になります。

累計入金額:18,000,000円

30年後の総資産

  • A:18,263,453円
  • B:28,545,249円
  • B-A:10,281,797円
※四捨五入により、計算が合わないことがあります。

投資スキルの価値は最低1,000万円以上

上の結果を見ても分かるように、投資スキルには1,000万円以上の価値があることがわかりました。

ただし、運用期間が30年と長期間のため、短期間で大金持ちになることは難しいです。上記の投資スキルの価値も、あくまで30年後に1,000万円を得られる、と考えた方が良いと思います。

また、入金額を増やすこと、現在の保有資産を考慮することや年率リターンを上昇させること等により、投資スキルの価値は変化します。

また、株式リターンの不確実性を考慮する必要がありますが、過去の長期株式リターンが5%以上あったことを考慮すれば、設定した年率3%はほぼクリアできる水準だと考えます。この辺りは、投資スキルの価値に大きく影響しますので、控えめに設定しておくことが肝要です。

以上から、投資スキルの価値は最低でも1,000万円はある、と考えてよいのではないでしょうか。

投資スキルの価値=最低1,000万円(30年後)

リターンの不確実性=長期投資の場合、ほぼ無し

投資スキルを取得するためのコスト

どのスキルに対しても言えることですが、そのスキルを取得するためのコスト(投入資源)を考慮しなければなりません。

極端な話、いくら1,000万円以上の価値があるとしても、コストが膨大な場合は割に合いません。

その場合は、何か別のスキルにコストを費やして、価値(リターン)を得ることが個人の最適な行動となります。

では、投資スキルにおいてコストはどれほどでしょうか?

投資スキルの取得コスト

  • 証券口座の開設:半日(2-3時間)
  • 証券口座へ入金:数分
  • VTIかVTを買い付け:30分
  • 数か月に1回の新規買い付け:年6回×30年×30分/回=5400分=90時間
  • 直接リターンに影響しない謎の確認作業(例:1週間ごとに確認する等):月1時間×12×30年=360時間

ざっと考えましたが、この程度になります。

VTIやVTのような米国ETFに投資する場合、リバランス手間や株価を睨む時間などのコストが発生しない(逐一確認する必要がないため)ため、基本的に新規で買い付ける際に手間が発生するのみになります。

直接リターンに影響しない謎の確認作業については、投資してみれば分かります(笑)

なんか確認したくなるんですよね。

これさえなければコストは30年で100時間ほどで済みますが、多くの人は無理だと思います。

コストは多めに見積もっておくこととして、謎の確認作業も含めて、30年で500時間としておきましょう

投資スキルのコスト=500時間(30年累計)

投資スキルの生産性(=時給)は?

投資スキルのアウトプット(価値)とインプット(コスト)がわかったので、生産性は下記で求められます。

投資スキルの生産性=価値÷コスト

      時 給=1,000万円/500時間

         =20,000円/時間

あくまで、30年後に得られる価値に対する時給ですが、時給20,000円と算出されました。

長期投資の場合、不確実性がほぼ無いことを考慮すれば、最も割のいい分類のバイトと考えられます。

謎の確認作業をしない鉄の心を持つ方の場合は、時給が5倍ほどになります(笑)

逆に、投資スキルは時給20,000円なので、これより割の良い投資(自己投資も含めて)があれば、そちらに投資するのが最適な行動になります。

まとめ

上記の簡単な検証から、投資スキルを持つ人と持たない人の間には、30年後には最低でも1,000万円以上の差がつくことはほぼ確実です。

入金額が多い方や初期資金がある方の場合は、より大きな差になります。

株式投資には人生を変える可能性がある

決して大げさではなく、効果が短期間で実感できないだけで、気づいたときには圧倒的な差が生まれます。

しかも、その差を得るために必要な物は、VTIやVTなどのETFを買い付けて、放置するだけです。そんな簡単な事をするだけで、1,000万円を得ることができるのです。

どんだけ楽なお仕事でしょうか。

まだ投資をしていない方は、早く気づいて株式投資をした方が良いですよ。特に米国株やETFであれば、ほぼ確実にリターンが得られますので。