【収入の複線化】配当所得は最高の「不労所得」
所得の種類
みなさんは、どのような所得をお持ちでしょうか。
所得には、大きく分けると4種類あるらしいです。
①給与所得
②配当・利子所得
③事業所得
④不動産所得
この中で、完全なる不労所得に相当するのは、
②配当・利子所得
になります。
不労所得とは、文字通り、自分が働かなくとも得られる所得のことです。
これは、私のようななるべく労働したくない人間にとって、
まさに「最高の所得」ですね!
この記事では、配当所得のすばらしさに焦点を当てたいと思います。
サラリーマン=安定の時代は終わる?
近頃にわかに、働き方改革や副業解禁のニュースが飛び込んでくるようになりましたよね。
これらに合わせて、次のことも叫ばれる世の中になってきました。
「終身雇用制度の崩壊」
とか、
「◯◯で早期退職!」
とか。
世知辛い世の中になってしまったんですね。。。
これらが意味することは、
これからの時代は、「給与所得が安定的でなくなる可能性が高いこと」
になるんだと思います。
今までは、新卒で会社に入って、そのまま定年退職まで・・という形がスタンダードな人生だったと思います。
そのため、「大企業に入ったら一生安泰」というような価値観が存在したのでしょう。
でも、これからの時代は、恐らくそうでなくなってしまう。
今、40代50代の人は逃げ切れる(言い方に難ありですが)と思いますが、
私も含め20代30代の人は、しっかり考えないといけません。
たとえ大企業であっても、事業の撤退や業績の悪化に伴って、早期退職を勧告する事例が増えていますからね。
今後の30年を考えると、どんな企業に所属していようが給与所得が安定的に得られるかは不明ですね。残念ながら。
サラリーマン=安定、とは言えない時代が、来てしまうでしょう。
といっても、今のうちはサラリーマンが安定的
とはいえ、現状サラリーマン以上に安定的な給与所得が得られることはありません。
例えば、自営業者。
自営業者の場合は、自分の働きぶりあるいは売り上げが自分の収入に直結することになります。
極めて不安定な収入源になりかねません。
一方で、サラリーマンはそうではないですよね。
大半とは言いませんが、給与所得は勝手に振り込まれるもの、と思っている人もいるくらいではないでしょうか。
少なくとも、サラリーマンは現状は安定的に給与所得を得ることができる、現在の環境には感謝すべきなのです。
サラリーマンの生存戦略
ここまで、述べてきたことは下記のとおりです。
これからの時代、サラリーマンは不安定になる可能性がある
ただし、現状はまだ安定的
この環境から鑑みると、我々サラリーマンの生存戦略の一つが考えられます。
①給与所得を安定的に受け取れるうちに、②③④の各所得を増やしていく
これが上手くいけば苦労しないよ!と聞こえてきそうですが、目指すべき方向性を示しました。
本来、サラリーマンは②③④の所得を増やすために、積極的にリスクを取れる属性のはずだと思います。
理由は、①給与所得が安定的だからですね。
例え、新たな事業に手を出して失敗したとしても、①給与所得があるから、死にはしないし、食べていくこともできるはずなのです。
ただし、今までは副業規定等で、②③④が制限されてきました。
しかし、頼みの綱である①給与所得が不透明さを増してきた今、副業や働き方改革が叫ばれています。
この状況の中で、サラリーマンの生存戦略は、給与所得を原資に②③④の所得を得る行動になってきますね。
第二の所得の柱:まずは配当所得
ここまでで、今後のサラリーマンの生存戦略の方向性を確認してきました。
いくつかの所得源を作る=収入の複線化、が大きなキーワードとなりそうです。
では、所得の第二の柱は何が良いのでしょうか。
①給与所得
②配当・利子所得
③事業所得
④不動産所得
③事業所得は自分で事業を起こして所得を得ることだし、④不動産所得はそもそも不動産を所有しないと始まらないし。
ということで、一番手っ取り早いのは、これちゃうか!?
②配当・利子所得
配当所得は「完全な」不労所得
第二の所得の柱に、配当所得が適していると考える理由は下記が挙げられます。
・リスクが小さいこと
・原資が少なくても始められる
・「完全な」不労所得こと
Q.配当所得を得るためには、どうすればよいのでしょう。
A.株式や債券を購入すればよい
ということで、何らかのETFを購入すれば価値を失う可能性はほぼ無いですし、小額からでも購入可能です。
なので、実行するハードルが他の所得と比べると圧倒的に低いのかなと思います。
また、配当所得は「完全な」不労所得であることも魅力的です。
何事も継続して習慣化するまでが一番しんどいですよね。
配当所得は一度株式を購入すれば売却しない限り得ることができるので、何も継続するための努力をする必要がありません。最高。
これなら誰でも続けられる所得源を作れます!と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに私は、配当所得が月5,000円以下の未熟投資家です。まだまだこれから!
収入の複線化の流れ
この記事では、下記の流れで、配当所得が「完全な」不労所得であり、所得の第二の柱として育てていきたい所得であることを書いてきました。
所得には4種類ある
サラリーマンの給与所得について、現在は安定的だが、今後も安定的とは限らない
そのため、サラリーマンの生存戦略は、給与所得を原資に収入の複線化をすること
所得の第二の柱には、配当所得がおススメ
配当所得は完全な不労所得
昨今、政府も副業ガイドラインの改定など、1つの給与所得に頼らない人生モデルを提案してきています。
たしかに、給与所得を2つに増やすことも収入の複線化としては効果的なのですが、自分の資源(時間、体力)に限りがあることを忘れてはいけません。
すべての人に1日は24時間ですからね。
これを踏まえると、「完全な」不労所得である配当所得を育てていくことが、理想的なんだろうと思います。
ただ、配当所得を育てるのは時間が掛かります。
現在は安定的に貰えている給与所得を原資に、配当所得を育てる行動に使って、じっくりと育てていくことが大切ですね。
配当所得が大きく育ったとき、お金や労働に縛られない経済的自由を勝ち取れるものと信じています。